擁壁 その1

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たいていのお住いは、フラットな地面の上に建っていますね。

そして、その地面は、大昔から広い平地だったところもあれば、斜面を造成して人工的にフラットにしたところもあります。

「山の手」とか「山手」というような呼び方をされるところや、地名に山とか高とかの字が入っている地域は、傾斜地だった可能性が高いですね。

建物を建てるのに都合が良いので、(色々な長さの柱が要るようになったりするから、、)まず地面を平たくします。

平たくしようとしている地形が山だったり斜面の時は、上の3つの絵の一番上のように、元の斜面の上に、土を盛り上げて(これを盛土=モリドといいます)平たくする方法と、一番下のように、土を削って平たくする方法(これを切土=キリドといいます)、それらをミックスした方法があります。

絵を見ただけでも、上(盛土)より下(切土)の方が丈夫そうな感じがしますね。実際にもその見た感じの通りです。

上の方法で造成するなら、段差が1m以上で擁壁をつくらないといけないし、下の方法なら段差が2mまでなら擁壁はつくらなくていいのです。(もちろん、建物と斜面との関係などで、つくった方が良い場合もあります)

つまり、下(切土)は上(盛土)よりも、安全性が高いのです。

 

 

では、斜面を造成して、宅地にして販売しているデベロッパーの皆さんは、安全性の高い方法で造成しているのか??

たいていの場合はノーですね。

土を他から持ってきて盛り上げるよりも、削ってドコかに捨てに行く方が、ずっとお金がかかるからです。

経済性を考えれば(消費者に安価に土地を提供できるという側面の経済性もあります)もちろんのこと、収益性や造成工事のし易さを考えれば考えるほど、盛土になってしまう訳です。

 

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